株式会社FMCC(Fatigue and Meatal Health Check Center)

「疲労」は心身の異常を伝えてくれる大切なアラームです。

  「疲労」とは、一般的に心身が消耗し、リカバリーのための休養が必要な状態と言われています。 
  「疲労」は、「身体的疲労」と「精神的疲労」が複雑に絡み合う状況で発生するもので、単なる頭と体の消耗であれば、食事や休養で回復するはずですが、現実には、それらを行っても回復しないケースも多く見られます。
 つまり「疲労」は、体力の消耗だけでは無く、睡眠不足、過労、不規則な生活習慣、人間関係の問題など、種々のストレスが心身にかかった状態なのです。
  私たちは、「痛み」や「発熱」という身体のアラームに対しては、すぐに身体を休めるなどの対応を行いますが、「疲労」に関しては人によってそれぞれ感じ方が異なるため、過労死するまで気が付かないなど、つい無理をしてしまう傾向があるようです。
  「疲労」は、心身の異常を伝えてくれる大切なアラームだということを認識しておきましょう。

 

疲労感のメカニズム

 「疲労」は、身体的、精神的な種々のストレスにより「内分泌系」「神経系」「免疫系」に影響を及ぼすことにより発生します。これらの内容は「バイオマーカー」と呼ばれる、血液中の各種数値情報の異常や、心拍変動の数値情報の異常として現れることが判っています。
  「疲労」は自覚症状が全く無い場合もあるため、定期検診での数値の異常にも注意し、早い段階での疲労検診を受けることが大切です。

 

国内での疲労の現状

 平成12年に厚生労働省が行った疲労の実態調査によると、「現在、疲労を感じている」と回答した人の割合は約60%にものぼっています。また、疲労感を感じている人の半数以上である全体の37%の人が6ヶ月以上の慢性疲労であることも明らかになっており、疲労による作業能力の低下を約40%の人が自覚していることが判明しました。

 

疲労検診の現状

 現在、疲労やストレスの検診に携わっている産業医の多くは、面談や問診表を用いて残業時間と臨床症状の把握のみを行っているというのが現状です。このため、 過労状態による心身への影響の把握ができない疲労による事故・トラブルへの予防・対応が難しいなど、具体的な疲労やストレスに対する施策を講じるための情報が不足している状況となっています。
 平成18年4月の労働安全衛生法の改正により、過労死の予防、およびメンタルヘルスの問題への早期対応を目的として、100時間/月を超える過重労働者への産業医による面談が義務化される事となり、それに伴い個人の状況をより正確に把握するための定量化された情報が必要となってきました。

 この事からも、早急な「バイオマーカーによる客観的な評価方法の確立」が求められています。FMCCでは、簡便且つ客観的に測定できるシステムを開発しました。

 

Written by FMCC